ロゴマークにさまざまな花言葉を持つひまわりを使おう

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企業やお店などのロゴマークを作る時に、花をモチーフにしようと考える方は少なくないでしょう。しかし、花といっても非常にたくさんの種類があるため、迷いますよね。そこで、ひまわりを使ってみるのはいかがでしょうか。

ひまわりは華やかな印象の花で、さまざまな花言葉を持っています。そこで今回は、ひまわりの特徴や花言葉、ロゴマークにぴったりなお店の種類などを紹介します。

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ひまわりとはどのような植物?

ひまわりとは、初夏から秋にかけて花を咲かせるキク科の植物です。夏の季語になっていることから、夏といえばひまわりを連想する方も多いでしょう。背丈が1.8~3mほどに成長するものもあり、迫力のある植物だといえます。

黄色くて大きな花も特徴的ですが、ひまわりの花は「舌状花」と「筒状花」という小さな花が集まってできているのです。また、定番の黄色だけでなくオレンジ色や白色、赤色といった花を咲かせる品種も存在します。品種の数は、野生種や観賞用などを全て合わせると100種類以上。

中には、背丈が30cmほどしかないミニひまわりなどもあります。そんなひまわりの原産地は、北アメリカ南西部だとされています。インディアンによって食用の植物として栽培されていたようです。そこからヨーロッパに伝わり、江戸時代には日本にも渡ってきました。

ちなみに、ロシアでは国花として親しまれています。

ひまわりの種類

ひまわりは主に、園芸用と食用、油用の品種に分かれています。園芸用としては、一般家庭でも育てやすい背丈が小さめの品種が人気を集めています。たとえば「小夏」は、20cm程度にしか成長しない品種です。花壇や鉢などに植える観賞用としてぴったりでしょう。

花もちが良いため長く楽しめるという特徴もあります。「テディーベア」は、モコモコとした形の花を咲かせる品種です。ひまわりとしては珍しい形なので、個性的で目を引きます。ひまわりの中でも特に大きな品種としては、最大5mまで成長する「皇帝ひまわり」という品種もありますよ。

大迫力なので、屋外の広いスペースに植えるのがおすすめです。食用ひまわりは、種を食べるために育てられることがほとんどです。ハムスターなどの動物が好むイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、種にはビタミンEやカリウム、葉酸などが豊富に含まれており、人間にとっても栄養価の高い食べ物です。

近年ではスーパーフードとして注目されていますよ。さらに、種を絞ると油を収集することもできます。不飽和脂肪酸が多いひまわり油は、健康への意識が高い人々から人気を集めているのです。さらに、エンジンの燃料として使うための研究も行われています。

ひまわりの名前の由来とひまわりが持つイメージ

ひまわりの名前の由来は、「日回り」からきているという説があります。ひまわりの花が、太陽の動きに合わせて動くという特性を持っていることが理由として考えられるでしょう。漢字では「向日葵」と書きますし、「日回り草」や「日輪草」、「日車」や「照日葵」といった別名もあります。

英名は「sunflower」であり、どれも太陽に関連した名前で、太陽との結びつきが強い植物だということが分かるでしょう。ちなみに、ひまわりが太陽の方向を向くのは成長段階の特性で、花が咲く頃には動きが止ります。

ひまわりには、名前のとおり太陽のような植物だというイメージを持つ方が多いでしょう。鮮やかな黄色やオレンジ色の花を咲かせることから、元気・華やかといったイメージを持つ方もいますよね。このように、ひまわりはポジティブなイメージの植物だといえます。

ひまわりの花言葉

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ひまわりの花言葉は、色やサイズなどによって異なります。ひまわり全般の花言葉としては、「あなただけを見つめている」や「憧れ」、「愛慕」などがあります。太陽を追いかけて花を咲かせる姿から、太陽を恋い焦がれる花というようなイメージにつながったのでしょう。

そのため、恋や愛に関する花言葉が多いのです。また、白色のひまわりは「ほどよき恋愛」という花言葉を持っています。黄色のひまわりと比べるとひかえめな印象であるため、このような花言葉が付けられたのではないでしょうか。

中には、ネガティブな印象の花言葉もあります。赤色や茶色のひまわりには、「悲哀」という言葉が付けられているのです。少しダークな印象のある花の色とマッチしていますよね。また、大輪のひまわりには「偽りの愛」や「偽金持ち」といった花言葉が付けられており、暗い印象です。

一方で、小輪のひまわりの花言葉は「光輝」や「恋慕」。サイズによって全く違う意味を持っているため、人にプレゼントする時には注意しましょう。さらに、1本のひまわりは「一目惚れ」、3本は「愛の告白」、11本は「最愛」など、本数によっても花言葉は変化します。

ひまわりを使ったロゴマーク

太陽を連想させるひまわりは、企業やお店などのロゴマークにもぴったりです。元気な印象があることから、ポジティブなイメージを持ってもらえるでしょう。

夏の季語になっているため、夏に関連する商品などを扱う企業やお店に適しています。たとえば、サーフショップや水着の販売店、かき氷店などがひまわりのロゴマークを使用すると、イメージに合うのではないでしょうか。

さらに、花言葉を重視してひまわりを採用するのもおすすめです。恋や愛に関する花言葉が多いため、マッチングアプリや結婚相談所、結婚式場などにぴったりだといえます。99本のひまわりには「永遠の愛」、108本には「結婚しよう」という花言葉が付いていることから、婚約指輪や結婚指輪を扱うジュエリーショップにも最適です。

ロゴマークにひまわりを使う時の注意点

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素敵な花言葉が多いひまわりですが、中にはネガティブな意味のものもあります。赤色や茶色、大輪のひまわりには暗い意味が含まれているため、ロゴマークに使用する時には注意しましょう。できれば、小さめで黄色い品種をモチーフにすることをおすすめします。

他の花と組み合わせてロゴマークを作ってもいいでしょう。たとえば「永遠の愛」という花言葉を持つカスミソウと組み合わせれば、さらにロマンチックな意味になりますよ。

ひまわりをモチーフに素敵なロゴマークを作りましょう

ロゴマークを作る時には、企業やお店のコンセプトに合うことが大切です。夏や太陽を連想させるひまわりは、多くの人に愛される植物だといえます。そのイメージのとおり、自社にポジティブなイメージを持ってもらいたい、多くの人に愛されるお店を作りたいと思っている方には、ひまわりがおすすめです。

ひまわりをモチーフにして、華やかなロゴマークを作りましょう。