優秀なデザインのロゴマークを手に入れるための3つの方法

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ロゴマークを制作するときには外注をしたいことがよくあります。

優秀なデザイナーを抱えていないケースでは外部委託によって魅力的なデザインのロゴマークを仕上げてもらいたいと考えるのがもっともなことでしょう。

この記事ではどのようにして外注すると優秀なデザインのロゴマークを手に入れられるのかを詳しく解説します。

ロゴマークの外注では品質が問題になりがち

ロゴマークを外注すると優秀なデザインのものができあがるだろうと思っている人も多いかもしれませんが、想定していたようなロゴマークにならないこともしばしばあります。ロゴマークの制作を外部委託したときによく問題になるのが品質の高さです。

ロゴマークの品質が良いかどうかは委託先によって異なるだけでなく、外注の仕方によっても大きく左右されます。ロゴマークは極めて小さいサイズでありながら、目的に沿った内容を視覚的かつ直感的に伝えられる仕上がりにしなければなりません。

ブランドロゴの場合にはブランドイメージをわかりやすく伝えられるデザインにする必要があります。ロゴマークの品質は要求度が高いことから優秀なデザインに仕上げるのは実は難しいのです。ロゴマークに盛り込みたい考え方やイメージをデザイナーに理解してもらうのも大変です。

ずっと開発を続けてきた製品にロゴを付けたいといったときには、制作に携わってきた人たちの想いが込められているでしょう。それを表現できるような優秀なデザインのロゴマークを作るのはかなり難しいのは事実です。注文するときにも上手に話をしないとデザイナーに理解してもらえず、品質が低いロゴマークになってしまいます。

このような形で品質の問題が起こりやすいことを念頭に置いて、どのようにしてロゴマークを外注するかを考える必要があります。ただ、ここで紹介する三つの方法から選べばきっと理想的なロゴマークを手に入れられるでしょう。

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優秀な実績重視でロゴ専門のデザイナーに直接依頼する

最も基本的で効果が上がりやすいのがロゴ専門のデザイナーに依頼する方法です。優秀な実績を持っているデザイナーを探して直接外注すれば理想的な仕上がりのロゴマークを納品してもらえるでしょう。実績が優れているデザイナーは受注して納品したら終わりという対応のことはあまりありません。

受注の際には徹底したヒアリングをしてどのような完成図をイメージしているのかを理解しようと努力します。そして、複数の視点からロゴマークを作成して比較検討してもらったり、草案の時点で一度打ち合わせの機会を設けたりする工夫をしているのが一般的です。

このような形で優秀な実績を作り上げてきたロゴ専門のデザイナーに相談すれば納得できる仕上がりになるでしょう。ただ、ロゴマークの単価はかなり高くなるので気を付けなければなりません。一つのロゴマークを作るのに何十万円もかかるケースがあります。

数千円から数万円くらいで外注できることもある点を考慮するとかなり大きな出費になります。工数をかけて理想を追求できるように工夫しているので仕方がない点ですが、予算との兼ね合いを考えてデザイナーへの直接依頼をするかどうかを検討する必要があるでしょう。

希望するロゴのデザインに合わせて優秀なデザイン会社に相談する

デザイン会社に依頼する方法はロゴマークの外注方法としてよく用いられていますが、失敗している例も多いので気を付けなければなりません。デザイナーへの直接依頼の場合と同様に実績重視で検討することが重要で、できるだけ柔軟に対応してくれる優秀なデザイン会社に相談しましょう。

ただ、それだけではやはり品質の問題が生じてしまうリスクがあります。デザイン会社が抱えているデザイナーの得手不得手によってどのようなロゴマークを作れるかが異なるからです。デザイン会社はロゴマーク専門ということはほとんどないので、デザインのスキルを活かして制作してくれるだけです。

そのため、どのようなスキルに強みを持っているかを確認する必要があります。希望するロゴのイメージを考えて、そのロゴマークを作るのに適しているデザイン会社を探し出すのが大切です。

イラスト風のロゴマークを希望するのか、写真素材を活用したロゴマークが好ましいのか、ドット絵を使ったロゴマークにしたいのかといったことを検討してみましょう。デザインに求められるスキルが明確になれば、そのスキルに特化していて優秀な実績を上げているデザイン会社に依頼すると魅力的な仕上がりになります。

デザインのスキルは多岐にわたっているので、できるだけ細分化して考えるようにしましょう。

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クラウドソーシングでコンペを実施する

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ロゴマークはクラウドソーシングを使って外注することもできますが、品質のばらつきは最も大きい方法です。ただ、コンペを使えば優秀なデザインのロゴマークができたときにだけ支払いをする形を整えられます。デザインのコンセプトなどの情報を一般に公開しても問題ないのであればコンペを使ってロゴマークを作るのは合理的でコストパフォーマンスが高い方法です。

素人からプロまで様々な人が応募してくれるので、優秀なデザインのロゴマークがきっと見つかるでしょう。コンペは期日を指定できるので、短期間で納品してもらうこともできます。急ぎの発注では効果的な選択肢なので検討してみましょう。

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優秀なロゴマークを費用対効果の高い方法で手に入れよう

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優秀なデザインのロゴマークを作り上げるためには費用対効果を考えることも重要です。ここで紹介した三つの方法では、デザイナーに直接依頼するのが最も高く、デザイン会社に相談するのが続きます。そして、クラウドソーシングのコンペを使うのが最も安上がりになる方法です。

品質への期待度の高さや納期の短さなどにも違いがあるので、目的とイメージしているデザインに応じた方法を選びましょう。複数の方法を比較してみることも可能ですが、費用がかさんでしまうリスクもあります。それぞれの特徴十分に比較検討した上で最良の方法を一つだけ選び出すのがベストです。

ロゴマークのイメージを考えてから優秀な外注方法を選ぼう

ロゴマークのデザインは優秀で目的に合ったものでなければ意味がありません。具体的なイメージを考えてから外注先の候補が上述のどれに当てはまるのかを考えてみましょう。そして、デザイナーやデザイン会社の場合には優秀なところを厳選し、クラウドソーシングならコンペを出す先を比較検討した上で発注するのが大切です。